好きだから抱きしめたい!

45歳の会社員のHさんはここ数年、奥さんとセックスレスになっていました。仕事が忙しいとはいえそれほど帰りが遅くなるわけでもなく、夫婦仲が特別悪いというわけでもありません。むしろ彼は奥さんのことを愛しており、「抱きしめたい」という気持ちでいっぱいでした。それなのに夫婦の夜の営みは本当にまったくなくなってしまったのです。果たしてHさんに何があったのでしょうか?

ある日感じ始めた違和感

Hさん夫婦は仲睦まじい夫婦で、普段から会話や笑顔の絶えない二人でした。結婚して10年経った40歳当時、月に何度かはベッドを共にしていました。日常生活でも夜の営みでもしっかりとしたコミュニケーションをとり夫婦生活を謳歌していましたが、実はHさんは「最近、勃起力が弱い」と肉体的な変化を感じていました。 最初のうちは「歳だしな」と思っていましたが、次第に中折れなどの持続力低下を感じるようになってしまったのです。

次第に失う男の自信

勃起力に不安を感じながらも愛する妻とセックスをしたいと思うHさんは必ず月に数回は行為に励もうと努力しました。不安を感じてからも、普通に挿入・射精をすることができることの方が多かったそうです。しかし次第に勃起できた日と勃起不十分の日が同じ割合になってしまいました。奥さんも当然責めることはなく、むしろ「そういうこと、いう日もあるよね」と慰めてくれていたそうです。自分でも「今度は頑張ろう」と思い毎回セックスに挑んでいたそうですが、最終的には中折れ・勃起できないことが多くなってしまいました。勃起をしなければいけない、というプレッシャーがHさんに悪影響を与えたのかもしれません。

至るセックスレスの日々

勃起できない重圧から次第に妻とのセ少なくなりうになり、1年後にはHさんは完全なセックスレス状態となってしまいました。奥さんも彼の気持ちをわかってか、無理にねだるようなことはせず、ごくたまにそれとなく誘うくらいだったそうです。男の尊厳を大切にしていたからこそ、彼女もまた抑えていたのでしょうね。 当然、夫婦間にいざこざがあってセックスレスになったわけではありません。日常生活には全く支障はなく、会話も笑顔も絶えない夫婦生活です。しかし二人の間には確実に微妙な空気が流れていました。

友人に勧められて

ある日Hさんは古くからの友人と飲んでいて、セックスレスである現状を話しました。酔いも手伝ってか自分がEDであることを告白したのです。すると友人も過去に勃起で悩んでいた時期があったこと、バイアグラ治療をしたことをカミングアウトしました。「今では克服して二人で夜を楽しんでるよ」と友人はHさんに笑顔で語りました。「俺も妻のために、自分のためにバイアグラを試してみ」ようかな そう心に思ったそうです。

好きだから抱きしめたい!

Hさんは奥さんに内緒でクリニックに受診することに決めました。恥ずかしくて何度も建物の周りをウロウロしてしまいましたが、勇気を出して先生に相談したのです。そしてついに、彼はEDの特効薬であるバイアグラを手に入れました。 「あのさ、今日さ、一緒に寝ない?」Hさんは照れながら奥さんにそう言いました。「やっぱり俺、お前を好きだから、抱きしめたいんだ」。

男にとって最も深刻な悩みの一つEDという問題。一度気になってしまうと自信を失い、気が付けばセックスレスになることもあります。性的なコンプレックスですから治療は恥ずかしい、面倒という気持ちもあるでしょう。愛する妻ともう一度セックスをしたいそうした気持ちが、Hさんの勇気になったのでしょうね。お幸せに!